『お金は稼ぐものじゃなくモテるもの』
『あり方ファースト、やり方セカンド』のともたけ@お金モテstyleです。
最近、思うところがあって、35mmフルサイズのデジタル一眼カメラを探していました。
私はこれまで、AppleのiPhoneXと、まだ会社員だった頃の2014年に購入した1型コンデジのSONYのRX100M3で写真を撮って来ました。
でも、そこからもう一歩先の世界を観てみたいなと思うようになっていたんですね。
つい先日、私が主催している、まもなく4年目を迎えるオンラインサロンの月例勉強会のなかで、約2時間にわたって『「自分だけの答え」が見つかる13歳からのアート思考』という素晴らしい本を取り上げて、20世紀アートの歴史を振り返りながら、今のコロナ渦との共通点を詳しく解説しました。
そこで、特に強調したのが、ポストコロナ(アフターコロナ)時代を見据えた時には、個人としてスムーズなお金の循環の流れの中に身を置き続けるためには、一定レベル以上の自己表現(情報発信)スキルを身につけることが欠かせない、ということだったんです。
一般的には、自己表現(情報発信)手法のベースとなるのは文章(文字)になっています。実際に私の現在の活動拠点は文字ベースのメルマガになっていますしね。
ただ、そこに写真をプラスすることで自己表現力がより豊かになるのは間違いないとも感じていました。文字は写真に比べると具体寄りの存在。そこに文字に比べて抽象寄りの写真の要素を取り入れることで、表現の幅を広げたいなと。
かの有名なドイツ人哲学者・ヘーゲルの視点をお借りして、言語としての文字を『正』、非言語としての写真を『反』とすれば、両者を組み合わせた世界は、アウフヘーベン(止揚)された、抽象度が一段上がった『合』の世界と言えます。
そんな新世界へそろそろ足を踏み入れてもいいんじゃないか?そんな風に感じるようになっていたんですね。
そこで、意を決して、人生初となるデジタル一眼カメラを手に入れるべく、いろいろと調べ始めたのでした。
その際に私が重要視していた条件というのが
1.出来るだけ高画質であること(これはまあ当たり前ですね)
2.出来るだけ軽量であること(持ち出すのが億劫にならない程度の軽さは必須)
3.ずっと側に置いておきたい!と思える美しさがあること(プロダクトが自分の感性に響くかどうかは個人的に超重要だと思っています)
の3つ。
そこで、自粛要請が解除された5月のある日に、博多のヨドバシカメラや天神のビックカメラ、ソニーストアなどに足を運んでは、最有力候補として考えていたソニーのαシリーズなど、いくつかの候補となるカメラを実際に触ってみたのです。
ところが、、、
画質はいいけれどカメラが重すぎる・・・
のと
格好はいいけれど肌触りがイマイチ・・・
で、私にはどうにもピンとこなかったんですね。
そんなこともあって、なりゆきから天神・岩田屋の新館B2Fにライカストアがあることを知り、ソニーストア福岡天神店から西通りを経由してお店へ足を運ぶことになったのです。
(公式サイトよりお借りしました)
そんな流れから元々は価格的にも完全に対象外(だって新品だと70万円以上もするんですから・・・)のつもりだったライカQ2の実機に触れることに。
運命というのはまさにこういうことを言うのかもしれません。触った瞬間に「あっ、もうこれしかない!?」と感じてしまったのです。ライカ、恐るべし。。。
はじめて触れて感じたライカQ2(LeicaQ2)の圧倒的な存在感。まだ自粛要請のなかった頃に1人で訪れた、上野は東京国立博物館で開催されていた特別展『大和と出雲』で出会った出雲大社の1/10模型のようなスケールの大きさを、このコンパクトなカメラの佇まいと肌触りから感じたのです。
そのことを言葉にするのもためらわれるほどで、歴史的な伝統工芸品のような雰囲気に圧倒された私は
「これはもうカメラという範疇を完全に超えた存在なのかも!?」
と素人ながらに感じたのでした。
(動画は公式ページよりお借りしました)
2015年6月に登場するやいなや、日本円で約60万円(当時)もするのにも関わらず、3ヶ月以上も予約待ちが続き、ライカにとって歴史的なヒットとなったと言われるライカQの後継モデルとして、4年ぶりとなる2019年3月に発売されたライカQ2。
私のように、カメラのことをほとんど知らない人でも一度は聞いたことのある世界的なブランドのライカ。
そんなライカの実機に初めて触れて以降、ライカの歴史と歩みに興味を持っていろいろと調べていくうちに、いつしか、もうこれは買うしかない!と思うようになっている自分に気づき、ついに人生初のデジタル一眼カメラとなるライカQ2の購入に踏み切ったのでした。
ただ、このライカQ2の価格は日本国内の正規料金で買うと、なんと748,000円(税込み)。
とてもじゃないですけどカメラ初心者が「ハイ、そうですか!」とホイホイ払える金額じゃありません。。。
なので、いろいろな購入方法を徹底的に調べあげた結果、
・AmazonやYahoo!ショッピングで少しでも安いお店から買う
・信頼と実績のあるカメラの専門店で中古を買う
・海外から個人輸入の形態でオンラインで購入する
などの方法があることが分かり、私はそのなかから、オーストリアはウィーンにある『Leica Shop』からオンラインで買うという方法を最終的に選択したのでした。
その時の後押しとなったのは
・ライカ専門店であること
・HPに日本語表示(一部のみ)があって、日本人対応を意識していることが伺えること
・なにより国内価格よりもかなり安いこと
でした。
特に価格は重要で、私が購入した時(2020年5月28日)は、4158.33ユーロ(EU内の消費税は含まれないのでVATなしの上の価格が該当)で販売されていました。
後日、クレジットカードの請求額を確認したところ
となっていましたから50万円ちょっとで買えたことになりますね。
ただ、実はこれで終わりではないんです。というのも、この購入方法は海外からの個人輸入の形態となるので、日本到着時に別途消費税がかかるからです。それを配達員の方に支払って受け取り完了となり、はじめてミッションコンプリートとなります。
今回選択した個人輸入について調べたところ、本体価格の60%に対して日本の消費税10%が加算されるルールになっていましたので、計算すると約30,000円のプラス。結果、トータルで約54万円ほどになったのでした。(※実際の消費税は29,200円でヤマトに”代引き”として支払うかたちでした)
それでも、正規料金だと70万円代、AmazonやYahoo!ショッピングなどでも60万円代後半ですから、少なくとも15万円以上は安く買えたことになります。
しかも、今回、決済で使ったアメックス・プラチナは海外購入だと3%ポイント還元なうえに、現在7月20日まで期間限定でプラス1%のボーナス還元中なので合計4%が還元されます。
さらにアメックス・プラチナ作成後3ヶ月以内に50万円以上を利用すると、20,000ポイントのボーナスも貰えるので、今回のお買い物だけで合計で40,248ポイント(=40,248ANAマイル相当)も貰えちゃいました!
通常期だと福岡〜羽田の片道が7,500マイルなので、5回(2往復半)も飛行機に乗れるポイント(=マイル)を貰えたことになります。これはめっちゃおトクでした♪
また、アメックス・プラチナには、以下のようにワランティー・プラスとホームウェア・プロテクションという保証がついていますから、万一の故障時や火災・盗難・破損・水漏れでも安心ですしね。
それでも確かに、初めてのデジタル一眼カメラとしては一般的な感覚からすると破格な(高すぎる)ことは自分でも十分認識していますし、誰にでも勧められるものでもないことも理解しているつもりです。
それでもカメラと言えばいつかはライカと言われるその未知の世界を一度は体験してみたいと思うのも人情だと思うのです。
消費の視点だけで捉えれば浪費にみえなくもないです。しかもかなりの金額の。でも、投資の視点から見ると、それとは全く違った世界がみえるのもまた事実なのです。
4年ほど前に登場した前作のライカQ(初代)の新品が、未だに40万円代で、中古ですらもまだ30万円代という値段を保っているという事実は確実に私の背中を押してくれました。
ライカは値崩れが起きにくい。
これはカメラと言えばライカと言われる世界トップブランドならではの強みだと思います。
また、ライカはソニーなどのように毎年新製品を出すということがありません。そのためせっかく買ったのにすぐに最新型が出て古くなってしまうというリスクが極めて低い。そこにも私は安心感を感じました。
そう考えると、また3〜4年後くらいに、もし次の”ライカQ3”が出て、Q2を中古として手放すことを考えても、ライカQ2は(状態がよければ)30万円代くらいで売却できる可能性も十分に考えられます。
となると、今回はもしかしたら実質的に20万円程度でライカQ2を買うことが出来たのかもしれないのです。そう考えた時に
「それって実質的に一般のデジタル一眼カメラとそんなに変わらない金額なんじゃ?」
と私は感じたのです。
その金額でライカの世界に触れる機会が得られるのなら、手にしない理由はないんじゃないか、と。
これが初心者の私がいきなりライカQ2を買った理由なんです。
もちろん、多分に言い訳が含まれていることも認めつつ(笑)
いずれにしても私のこの経験が、ライカの世界に足を踏み入れようとして悩んでいる方の背中を押せたのなら望外の幸せです。
そして、今の新型コロナ渦で将来の生活や今後のキャリアに対して不安を抱いている個人が、これを機に人生をゼロベースでデザインし直して、自分の好きなことを通じて経済的に自立した『お金モテ』な状態に辿り着けるように、ライカ(カメラ)が自己表現(情報発信)スキルを磨いてくれることを願ってやみません。