ポイント

SFC修行とは?マイルを活用したANA上級会員とスーパーフライヤーズカードへの道

SFC修行とは一体何なのか?

SFC修行=スーパーフライヤーズカード(SFC)を取得する活動

SFC修行というのは、ANA(全日空)が頻繁に飛行機を利用する上顧客へ向けて提供しているFFP(フリークエント・フライヤー・プログラム)であるプレミアムメンバーサービスにおいて、プラチナ以上のステータスを獲得することを目的に、1年間のうちに集中的に飛行機に乗る活動のことを指します。

どうしてそんなことをするのか?と言えば、ANAが提供するプレミアムメンバーサービスの3つのステータス(上から順にダイヤモンド、プラチナ、ブロンズ)のうち、プラチナ以上のステータスを獲得している人だけが申請、取得できるクレジットカードであるスーパーフライヤーズカード(通称SFC)を手に入れるため、です。

「えっ?クレジットカードを発行するためだけに飛行機に乗るの?なんで?」

と思われるかもしれませんが、そこに価値(後ほど説明します)を見出す人が少なからずいるからです。もちろん私もその1人です。

50,000PP(プレミアムポイント)達成が目標

一般的に、飛行機に乗るのは目的地へと移動するためです。例えば香港ディズニーランドへ行きたい!という目的があって、その手段として日本から香港へと移動するために飛行機に乗ります。普通はそうですよね?

でも、このSFC修行(別名ステータス修行)の世界では、目的が異なるのです。なぜなら移動することが目的ではなくて飛行機に乗ることで貯まるプレミアムポイント(以下、PP)を獲得することが目的だからです。

飛行機に乗るのはあくまでもオマケにすぎません。本当の目的はPPを獲得することにあります。なぜなら、SFCカードを申請、取得できるプラチナ以上のステータスを獲得するために必要な条件が、1年間(1月1日〜12月31日)のうちに50,000PPを獲得すること、だからです。

要するに、SFC修行というのは、SFCカードを取得する、という最終目的地を目指して、ANAのプレミアムメンバーサービスのプラチナステータス以上を獲得するために必要な50,000PPを獲得するために、何度も何度も飛行機に乗ることを繰り返すことなのです。この活動がSFC”修行”と呼ばれる理由はここにあります。

この活動が”修行”と呼ばれるのは、50,000PP獲得のために、移動する必要がないのに、わざわざ飛行機に乗るという行為を何度も何度も繰り返す必要があるからです。

人によっては1日に羽田〜那覇を2往復したり、国際線でシンガポールやシドニーまで行ってほとんど観光もせずにすぐにとんぼ返りする(これはSINタッチ、SYDタッチと呼ばれています)強者もいることから、苦しいことを我慢する修行僧になぞらえて”修行”と呼ばれるようになったのです。

SFC修行をする人のことを俗に『修行僧』と呼び、最終目的であるSFCを手に入れることを、仏教における苦しみや悩みから解放されて悟りを開くことになぞらえて『解脱(げだつ)』すると呼ばれているのにはそういう背景があるのです。

そんなSFC修行の末にようやく手に入る、SFCとは一体どんなクレジットカードなのでしょうか?

人を惹きつけてやまないSFCの魅力

1年頑張るだけで一生続くステータスが得られる

ANAが上顧客向けに提供しているプレミアムメンバーサービスは上から順にダイヤモンド、プラチナ、ブロンズの3つのステータスがあります。

そのなかでもプラチナステータス以上になるとANAから上顧客として扱われるようになるため、専用の保安検査場を利用できたり、ANAラウンジを利用できたり、優先搭乗できたり、国際線で無料でアップグレードして貰えたりするなど、数多くの魅力的なサービスを無料で受けることができるようになります。ここに魅力を感じる人が少なくないのです。

ところが、ここでひとつの問題があります。それは、どのステータスでも1年毎の更新となっている点です。つまり、どのステータスであれ、そのステータスを維持するためには毎年たくさん飛行機に乗る必要があるのです。

頻繁に国内出張や海外出張へ行く仕事をされている方であれば、ステータスを維持するのはそれほど難しくないでしょう。でも、そもそも出張とは縁のないお仕事の方や、年1回の家族旅行もしくは、お盆&年末年始の帰省くらいしか飛行機に乗る機会のない方、主婦の方などであればかなり難易度は高いと言えます。

もともと、ANAプレミアムメンバーサービスの趣旨は、頻繁に飛行機に乗る人(フリークエント・フライヤー)向けのもの。なのでそれはある意味仕方のないことでもあるのです。でも、だからと言って「ああ・・・自分には無縁の世界だな・・・」と諦めるのは早すぎます。

ここで登場するのが『SFC修行』の名前の由来にもなっているANA が発行するクレジットカード、スーパーフライヤーズカード(SFC)。

このSFCはプラチナステータス以上の人だけが申請、取得することのできるクレジットカードなのですが、実はこのカード、一度発行した後は、毎年の年会費(11,070円〜)さえ払い続けていれば、プラチナステータスと同等レベルのサービスを一生ずっと受けることができる優れモノなのです。

要するに、一生に一度だけでいいので1年間のうちに頑張って頻繁に飛行機に乗り続け、プラチナステータスの条件である50,000PP以上(ANAグループ運航便とスター アライアンス加盟航空会社便も含む)を獲得して、SFCを申請、取得してしまえば、それ以降は飛行機に乗る頻度に一切関係なく、プラチナステータスの人とほぼ同等レベルのサービスをサービスが続く限り一生受け続けることができるのです。

多くの人がSFC修行に魅力を感じ、SFC取得を目指す最大の理由はここにあります。

<ANAプレミアムメンバーサービスイメージ>

SFCの充実したサービスの数々

空港に行く前に受けられるサービス

・プレミアムメンバー専用サービスデスク
航空券の予約変更やマイルに関するお問い合わせなどの専用電話が利用できます。一般会員よりもスーパーフライヤーズ会員の人数は少ないので、年末年始やGW、お盆などの繁忙期でも電話が繋がりやすくなります。

・国内線座席指定の優先
飛行機の出入り口付近など、乗り降りに便利な、より前方の座席を予約時から指定することが可能になります。下の図のように、実はステータスによって指定可能範囲が異なっているんですね。知っていましたか?

ちなみにSFC会員の指定可能範囲は公式には公開されていないものの、プラチナステータスとほぼ同等の範囲の席が指定できるようになっているものと推測されています。

景色を観たいので窓側の席に座りたい、早く降りたいので前の席に座りたい、足元の広い席に座りたい、左右を人に囲まれた3人席の真ん中は嫌だ、といった希望を叶えてくれる有り難いサービスなのです。

・座席クラスのアップグレード
アップグレードポイントを利用することで、国内線はプレミアムクラスへ、国際線はエコノミーからビジネスクラス、ビジネスクラスからファーストクラスへのアップグレードが可能となります。また、国内線の場合は特典航空券利用であってもアップグレードが可能(ただし当日空港にて空席がある場合のみ)となります。

・プレミアムエコノミーへの無料アップグレード
搭乗手続き時に空席がある場合に限られるものの、対象運賃以外での搭乗の場合でも、国際線プレミアムエコノミーに無料でアップグレードすることができます。手続き方法はチェックインカウンターでお願いするか、インターネット経由のオンラインチェックインの時にアップグレードするかのいずれかとなります。基本的に早いモノ勝ちなので出発の24時間前からスタートするオンラインチェックインがオススメです。

・予約時の空席待ち優先
国内線、国際線ともに、希望する便が満席の場合には優先的に空席待ちをすることができます。急な予定変更で出発便を繰り上げたり、繰り下げたい時には特に威力を発揮します。なお、本人と同一予約の同行者にも適用されますので家族旅行の時も安心して空席待ちをすることが可能です。

・国際線特典航空券の優先
マイルを使った特典航空券の予約と空席待ちが優先されます(同行者も含む)。特にANAの国際線特典航空券は取りづらいと言われることが多いのですが、SFC会員になれば予約できる枠が増えるため、貯めたマイルを使う選択肢が増えることになります。これはとっても嬉しいですね!

空港で受けられるサービス

・専用ラウンジが利用可能(本人と同伴者1まで)
 <国内線の場合>
 羽田、新千歳、仙台、小松、伊丹、関西、岡山、広島、松山、福岡、熊本、鹿児島、那覇空港の13箇所のANA LOUNGE、成田空港(国内線出発LOUNGE)のANA ARRIVAL LOUNGE、名古屋(中部)空港のセントレアエアラインラウンジ、宮崎空港のラウンジ大淀が利用可能となります。

ゴールドカードで利用できる多くの一般的なカードラウンジとは違い、ANAラウンジは保安検査後の搭乗口付近にあるため、搭乗開始ギリギリまでゆっくりと過ごせるのが特徴です。また一般のカードラウンジでは有料のビールが無料飲めるのも私のようなお酒好きには有り難いサービスです。

 <国際線の場合>
国内では羽田、成田、関西空港の3箇所のANA LOUNGE、名古屋(中部)空港のスターアライアンスラウンジが利用できるほか、世界中に展開しているスターアライアンス加盟航空会社のラウンジも利用可能となります。国際線のANAラウンジにはアルコールに加え軽食もあるので重宝します。

・優先チェックインカウンター
国内線は羽田、成田、伊丹、関西、神戸、新千歳、名古屋(中部)、福岡、那覇、小松、広島、宮崎、鹿児島空港の13箇所でANA PREMIUM CHECK-INを、国際線はビジネスクラスチェックインカウンターもしくは、「スター アライアンス・ゴールド」のサインが表示されている優先チェックインカウンターが利用できます。特に国際線のチェックインは長蛇の列に並ぶことも少なくないので、時間を有効に使えるこのサービスは有り難いです。

・手荷物受け取りの優先
預けた手荷物に優先受け取り〈PRIORITY〉マークタグが付けられ、バゲージクレームの回転台からダイヤモンドメンバーの次に受け取ることができます。利用者が多いと預けた荷物を受け取るまでに時間がかかることが多いので、預けるのを躊躇してしまいがちですが、これならそんなストレスを感じることなく気軽に荷物を預けることができます。

・手荷物許容量の優待
国内線では、プレミアムクラスが通常40kgのところプラス20kgの60kgまで、普通席が通常20kgのところプラス20kgの40kgまで無料となります。国際線の場合、以下の図のように無料手荷物許容量がさらに1個分無料で追加できます。

 

 

・専用保安検査場の利用
国内線では、ANA PREMIUM CHECK-INと繋がっている、羽田、新千歳、伊丹、福岡空港の4箇所の専用保安検査所が利用可能となります。また、国際線では、成田空港のSTAR ALLIANCE GOLD TRACKおよびプライオリティレーンが、羽田空港のプライオリティレーンがそれぞれ利用可能となります。同伴者は利用できませんが、1人の時は混み合う一般の保安検査場を通らずにスムーズに通過できるのが有り難いですね。

・優先搭乗
搭乗クラスに関わらず、優先的に搭乗することができます。順番は以下の図の通りでダイヤモンドメンバーの次となっています。

・空港での空席待ち優先
出発当日まで、希望する便や希望クラスの座席が満席の場合でも、空席待ちの呼び出し順位が優先されます。

・マイカー・バレーの優待(成田空港)
成田空港発着のANA便を往復で予約の場合に提携駐車場サービスが優待価格にて利用できます。帰国時はANA ARRIVAL LOUNGEで優雅に待っている間に車を手配してくれるほか、ラウンジからは専用通路で車まで案内してくれるサービスとなっています。

・空港駐車場の優先予約(羽田空港)
羽田空港第2ターミナルの第3駐車場(P3)を優先的に予約することが可能です。

・香港国際空港の優先レーン利用
香港国際空港の出入国手続きにおける優先レーン(フリークエントビジターeチャンネル)の利用申請が可能となります。利用するにあたっては入国審査直後に設置されているe道(eチャンネル)での登録(パスポート登録、指紋採取、顔写真撮影)が必要です。

私も既に登録済みなのですが5分ほどですぐに終わる簡単なものです。なお、個人毎の登録のため同行者は利用できません。

 

その他のサービス

・アップグレードポイント(本会員のみ)
1月~12月のANAの利用で獲得したプレミアムポイント数に応じて、座席クラスのアップグレードやラウンジ利用で使えるアップグレードポイントが貰えます。

・フライトボーナスマイル
通常のフライトマイルに加え、一般カードで35%、ゴールドカードで40%、プレミアムカードで50%のボーナスマイルが貰えます。

・マイルからANA SKY コインへの交換率UP
一般会員と比べて有利な交換率で、航空券購入などに利用できるANA SKY コインへ交換することができます。(※ANA ゴールドカード保有者と同等)

・アップグレードポイントのANA SKY コインへの交換
アップグレードポイントは、ANA SKY コインに交換することができます。

・IHG・ANA・ホテルズグループジャパンでの優待
以下のホテルでベストフレキシブル料金から、宿泊で10%、レストランやバーで5〜10%割引となります。

・スーパーフライヤーズカード オリジナルネームタグプレゼント
SFCカード入会記念として貰えます。

・プレミアムメンバー限定ANAセレクション
マイルと交換することでプレミアムメンバーだけの「特別な体験」と「こだわりの商品」を手に入れることができます。

・ライフスタイルマガジン
年3回、ライフスタイルマガジン『ana-logue(エーエヌエー・ローグ)』が自宅へ届きます。iPadアプリでも読むことができます。

・カレンダー・手帳プレゼント
スーパーフライヤーズ会員限定手帳もしくはレフィル、および、カレンダー(壁掛け・卓上のいずれか)が貰えます。

以上の全てのサービスが、SFC修行を通じて50,000PP(プレミアムポイント)を獲得し、SFC(スーパーフライヤーズカード)を申請、取得することで一生受けることができるようになるのです。

スターアライアンスゴールドメンバー資格

さらに、プラチナステータス(≒SFC取得)に達した時点でANAが加盟する世界最大の航空連合スターアライアンスのゴールドメンバー資格が与えられます。

国際線利用時にはなりますが、ANA利用時はもちろんのこと、以下のスターアライアンス加盟航空会社利用時に世界中の空港で特別なサービスを受けることができるようになります。

・空港での優先チェックインカウンター利用可能
長蛇の列に並ぶことなくスムーズにチェックインが可能になります。

・優先保安検査場GOLDTRACK利用可能
チェックインと同様、長蛇の列に並ぶことなく時間を節約することができます。

・空港ラウンジアクセス(同伴者1名までOK)
搭乗クラスに関わらず、世界に1,000ヶ所以上ある空港ラウンジでリラックスすることができます。私は香港へよく行くのですが、これまではプライオリティパスやダイナースで利用できる3箇所のPraza Premium Loungeなどを利用していましたが、これに加え、シンガポール航空、タイ国際航空、ユナイテッド航空などのラウンジが利用できるようになるのが嬉しいですね。

・優先搭乗
ファーストクラスやビジネスクラスと同様に優先的に搭乗することができます。

・手荷物許容量の追加
 重量制が適用される場合は20kg (44ポンド)超過、個数制が適用される場合は個数を1つ追加することができます。海外の長期滞在時は特に荷物が増えやすいので有り難いサービスですね。

・手荷物取扱の優先
預けた荷物にPRIORITYタグが付けられ優先的に受け取ることができます。

・優先空席待ち予約
希望の便が満席の場合に優先的に空席待ちをすることができます。

・空港での空席待ちの優先
旅程変更により希望する便が満席の場合に優先的に空席待ちをすることができます。

プラチナステータスとSFCの違い

毎年かなりの数のフライトに乗らないと維持できないプラチナステータスと、1年だけ頑張ればいいSFCとでは、そもそも受けられるにサービスに大きな違いがあるんじゃないの?と思われるかも知れません。

実は私も最初はそう思っていました。でも、よく調べてみると、それがただの思い込みであることがすぐに分かるのです。

プラチナのみの(SFCにない)サービス

・国内線先行予約
プラチナは通常の予約開始時期の2ヶ月前よりもさらに2週間前から予約が可能(※SFCは一般会員と同じ2ヶ月前から)

・国内線座席指定の優先
公式には明示されてはいないもののプラチナのほうがSFCよりも座席指定範囲が広いものと推測されます。

・フライトボーナス
プラチナは通常のフライトマイルに加え、ステータス1年目は95%、2年目以降は105%のフライトボーナスマイルが貰える(※SFCはプレミアムカードで50%、ゴールドカードで40%、一般カードで35%のフライトボーナスマイル)

・ANAカード継続ボーナス
プラチナはANAカード継続時にANAカード継続ボーナスマイル(プレミアムカードは10,000マイル、ゴールドカードは2,000マイル)に加え、さらに2,000マイルの特別ボーナスマイルが貰える(※SFCは継続ボーナスなし)

・80,000PP(プレミアムポイント)限定特典「ANA SUITE LOUNGE」ご利用券(3枚)
※SFCはなし

マイルからANA SKY コインへの交換率最大1.7倍(50,000マイル以上の場合)
 ※SFCは最大1.6倍

どうですか?意外と差がないと思いませんか?

個人的には国内線先行予約は欲しいところですが、あったら便利というだけで、なくても特に問題はないですし、その他も実質的にほとんど影響のないものばかり。

実際に体感レベルで差を感じられる、ANAラウンジの利用や優先搭乗、優先チェックインカウンター、国際線のプレミアムエコノミーへの無料アップグレードなどは全てSFCのサービスに含まれているのです。

しかも、プラチナにはなくて、SFCにしかないメリットというものが存在するのです!

「えっ?SFCってプラチナの下位互換なんじゃないの?」

と思われていたかも知れません。確かにその認識は間違いではないのですが、別の視点から見るとプラチナにはなくてSFCにはあるメリットが存在していることが見えてくるのです。

SFCだからこそできること

SFCにしか存在しないメリットを生み出している源泉は、SFCはクレジットカードである、という部分にあります。

プラチナステータスは元々、個人を想定したサービスなのに対して、SFCはクレジットカードであるが故に本会員だけでなく家族会員という概念が存在します。ここにSFCならではのメリットが隠れているのです。

どういうことなのかと言えば、家族のなかで1人でも『SFC修行』をして『解脱』してしまえば、家族は本会員に付随したサービスとしての家族会員のSFCを発行することで、『SFC修行』をすることなくSFCの充実したサービスの数々をすぐに受けられるようになるのです。

ちなみに我が家は私と妻、子供2人の4人家族です。ということは、私がSFC本会員になってしまえば、妻は家族カードを発行することで『SFC修行』をすることなく、私とほぼ同等のサービスがすぐに受けられるようになるということを意味します。

しかも、ANAラウンジは同伴者1名までが無料です。つまり私が『SFC修行』を経て晴れて『解脱』して本会員になった後、妻がSFCの家族カードを発行すれば、子供たち2人を連れて旅行するときもANAラウンジが無料で使えるということなんですね。

私たち家族は年1〜2回ほど家族旅行をします。ここ1年ほどで言えば、シンガポール、沖縄、宮崎、台北へ行きました。その時にANAラウンジが使えるだけでも十分なメリットを私は感じるのです。

特に海外旅行の時はラウンジでアルコール系の飲み物だけでなく軽食も頂けますしね。少しでも食費が浮くのは人数の多い家族旅行の時にはとても助かるのです。

なお、SFC本会員しか受けられない(家族会員はなし)サービスは以下のとおりとなっています。

・アップグレードポイント関連サービス
・スーパーフライヤーズカード オリジナルネームタグ
・ライフスタイルマガジン『ana-logue(エーエヌエー・ローグ)』
・ダイアリー・カレンダー・手帳のプレゼント

これを見る限り予約時や空港で利用できるサービスは全て揃っているので、SFC本会員とSFC家族会員で実質的な違いはないと言えます。

SFCってなかなか魅力的でしょう?

では、次に、SFCを取得するための条件である50000PPをどうやって獲得すればいいのか、について具体的に解説したいと思います。

50,000PP(プレミアムポイント)獲得計画

マイルとは異なるプレミアムポイント

よし!SFCの充実したサービスの数々を享受するために『SFC修行』をしよう!!と決めたのたら、あとはやることはシンプル。それが暦年(1月1日〜12月31日)でプラチナステータスの条件である50,000PPを獲得すること、です。

ただ、シンプルとは言っても、カンタンという意味ではありません。というのも、PP獲得には有償運賃での搭乗が必須だからです。

要するにマイルを貯めて特典航空券で乗ってもPPは一切貰えないということなんですね。基本的には実際にお金(または現金同等物として使える電子マネーANA SKY コイン)を使って航空券を買って飛行機に乗る必要があるのです。

その上で、決められたルールに則って50,000PPを獲得する必要があるんですね。

とは言え、「そもそもPPってどうやって決まるの?マイルと何が違うの??」ってなりますよね・・・

私もはじめてPPのことを知った時は、最初は意味がよく分かりませんでした(苦笑)だから50,000PPって一体どれくらいのハードルの高さなのかも全然イメージできなかったのです。

でも、大丈夫ですよ。そのことを今から説明しますので。

まず、PPはマイルとは別の計算式で決められる、ということをアタマに入れておいてください。計算式は以下の図の通りですが、複雑なので最初は覚えなくても大丈夫です。

とにかく最初は『SFC修行』を考えるのならマイルではなくてPPに着目すればいい、ということだけ覚えておけばOKですので。

では一体、どの路線を乗るとどのくらいのPPが貰えるのでしょうか?

私が住んでいる福岡から東京(羽田)へ行く路線を例に考えてみたいと思います。

下図の右側に出てくるオレンジ色の枠で示されているのがPPで、こちらで確認すると福岡から羽田へ普通席の運賃「旅割」で飛んだときに貰えるのは850PPということが分かります。

ということは、この福岡〜羽田の路線を使って普通席の運賃・旅割で50,000PPを貯めようとするのであれば

50,000PP ÷ 850PP = 約59回

となり、1年のうちに59回も飛行機に乗る必要があるということが判明します。でも、これって1週間に1回以上飛行機に乗る計算になるのでどうみても非現実的ですよね・・・

しかも最もお得な運賃のひとつである旅割75を利用したとしても福岡〜羽田の最安値は12,000円程度。それを前提に計算してみると

12,000円 × 59回 = 780,000円

となり、週1以上のペースで搭乗しなければいけないこともさることながら、価格面でも非現実的なものに。

その一方で、似たような路線の福岡〜成田の普通席・旅割75をチェックしてみると、最安値はおよそ9,000円前後。

PPを調べてみたところ羽田と同じ850PPでした。ということは搭乗回数は羽田と同じく59回のままなので

9,000円 × 59回 = 531,000円

となり、登場回数が未だ”無理ゲー”すぎるものの、トータルの費用を25万円近く抑えることに成功していることが分かります。

最も重視すべきなのはPP単価

このように同じPPが貰える場合であっても、そのなかで格安運賃を見つけて予約していけば『SFC修行』に必要なトータルコストは抑えることができる、ということが分かるのです。

この『SFC修行』のコスト指標として使われているのが「1PP(プレミアムポイント)を得るのに何円必要なのか?」を示す『PP単価』です。

今回の例で言えば、福岡〜羽田の場合、片道12,000円で850PP貰えるので

約12,000円 ÷ 850PP = 14.1円

となり、PP単価は14.1円となります。同様に福岡〜成田を計算すると

約9,000円 ÷ 850PP = 10.6円

となりPP単価は10.6円となります。

一般的に『SFC修行』に必要なのはおよそ50万円と言われています。これは50,000PPを得るのに500,000円程度が必要になる、ということを言っているので

500,000円 ÷ 50,000PP = 10円

となり、『SFC修行』の世界ではPP単価10円がひとつの基準になっていることが伺え、いかにPP単価の低い路線を見つけることができるかどうかが『SFC修行』に必要な費用に大きな影響を与えているのかが分かるのです。

『SFC修行』において最も重視すべきなのはPP単価であり、より低PP単価の路線とフライトを見つけられるかどうかが、この『SFC修行』という名のゲームの重要なポイントなのです。

SFC修行御用達運賃=プレミアム旅割28

ここまで、普通席の運賃をみてきましたが、実は国内線のビジネスクラスに相当するプレミアムクラスは『SFC修行』御用達と言えます。そのことを順に見ていきます。

ここで、再び福岡〜成田を例に挙げます。

この路線のプレミアムクラスに搭乗した場合に得られるPPをチェックすると1,817PPとなっています。先ほどの普通席・旅割の場合に比べ1,000PP近くも大幅に増えていることが分かりますね。

これはプレミアムポイントの計算式に出てくる「クラス・運賃倍率」が75%⇒125%へとアップしたのに加え、普通席の運賃ではゼロだった「搭乗ポイント」がプレミアムクラスでは400ポイントも加算されているからです。

このケースで言えば福岡〜成田への1回のフライトで1,817PPなので

50,000PP ÷ 1,817PP = 27.5回

となり、28回搭乗すれば50,000PPに到達できることになり、普通席の59回からすれば、2倍以上の効率で50,000PPを貯めることができることが分かります。

『SFC修行』のそもそもの目的は飛行機に乗ることではなく50,000PPを達成することです。それを思い出せば、国内線においてはプレミアムクラスほど効率のいい投資先はないということが良く分かるのです。

「でも、プレミアムクラスって運賃がかなり高いんじゃないの???」

と思われるかも知れません。実は私も最初はそう思っていました。確かに通常の運賃は非常にお高いのですが、プレミアムクラスの運賃のひとつ『プレミアム旅割28』だけは全くの別世界なのです。

論より証拠。以下の図を見てください。『プレミアム旅割28』の運賃例です。

実は、このように混み合わない季節を上手に選んでプレミアム旅割28を予約していけば、通常のプレミアム運賃のなんと80%割引!!となる激安価格で購入することができるのです!

80%の価格ではなくて『80%引き』ですからね!これは本当に凄いことだと思いませんか?

このPP単価を計算してみると

10,840円 ÷ 1,817PP = 5.9円

となり、なんと6円を割り込むところまで抑えることに成功しているのです!

ということは、このフライトを繰り返す場合

50,000PP × 約6円 = 約300,000円

となり、プレミアムクラスだけに乗ったとしても、およそ300,000円で『SFC修行』を終えて『解脱』することができるということが分かるのです。

福岡〜羽田間を狭い普通席で、しかも週1以上のペースで年間59回も搭乗して78万円を払ったとしても、福岡〜成田間を年間28回、快適なプレミアムチェックインや専用の保安検査場を通って、搭乗までANAラウンジでゆったりと過ごしつつも、優先的に搭乗して、広くて快適な席で機内食やアルコールを堪能しつつ、到着後は優先的に降機して、優先的に荷物を受け取って、そこに対して30万円払ったとしても、得られる結果は同じなのです。

だったら断然、後者のほうがいいと思いませんか?

もちろん、プレミアム旅割28は、その名前の通り28日前までに予約する必要があったり、そもそも割り当て数が少ないのですぐに満席になったり、予約変更ができなかったり、取り消し手数料が高いなどのデメリットもあります。でも事前にしっかりと計画を立てておけば、それほど問題にはなりません。

それ以上に、よりよいサービスをよりリーズナブルな価格で受けられるメリットのほうが圧倒的に大きいと言えます。もっと言えばANAラウンジ利用や優先搭乗などのSFC会員になった後の経験を事前に体験できるのも大きいと言えるのではないでしょうか。

何事も楽しくなければ続きません。せっかく『修行』するのであれば、できるだけ楽しく面白くやるほうがいいと私は思うのですがいかがでしょう?

ただし、どの路線にもこの運賃設定があるわけではないのですが(2017年1月現在、福岡〜羽田間には設定がありません)、もし『プレミアム旅割28』設定のある路線に乗るチャンスがあるのであれば、PP獲得効率が段違いなのでぜひ積極的に狙っていくことをオススメします。

プレミアムクラス(国内線ビジネスクラス)の最安運賃『プレミアム旅割28』がSFC修行御用達と言われるのはこれが理由です。

SFC修行費用をできるだけ安くしたいあなたへ

50,000PP獲得のためにはマイルを使った特典航空券ではなくて、有償運賃での搭乗が必要になります。

当然、お金(もしくはANASKYコイン)を使うしかないのですが、それでも、30万円〜50万円もの高額なお金を用意する必要があることに変わりはありません。

だからこそ、もっと安くできないんだろうか?そして、あわよくば、タダ、無料にできないんだろうか?と思うのが人情というもの。

「いや〜それはさすがに無理でしょ!」

と思われるかも知れませんが、少しの工夫と手間を惜しまなければ、実質の修行費用をさらに安くしたり、なかには事実上ほぼ無料(持ち出しほぼなし)で『SFC修行』をすることのできる方法がこの世に存在するのです!知りたいですか?

考え方はとってもシンプルです。航空券を買うという行為はPP獲得に必ず必要なので、航空券の購入に必要な分のお金(もしくはANASKYコイン)をどこかで別につくれば自腹を切る必要がない、ということになります。

そんな方法があるのか?と言えば、それがあるんですね。

その方法は大きく3つに分けられます。方法と特徴はそれぞれ以下のとおりです。

ルート1.クレジットカードポイント⇒ANAマイル⇒ANASKYコイン

<特徴>
難易度 :低
おトク度:低
待ち時間:長期(数年がかり)

クレジットカードのポイントはANAマイルに交換できるものが数多く存在します。

そこで日々の生活費の決済の全てをできる限りクレジットカード決済にすることによってクレジットカードのポイントを貯め、そのポイントをANAマイルに交換、さらにANAマイルをANASKYコインに交換して航空券を購入すればいいのです。

クレジットカードの還元率は通常0.5%〜2.0%程度ですが、多くは1%の還元率となっています。仮に『プレミアム旅割28』で300,000円分の航空券を購入しようとすれば、300,000ANASKYコインが必要となります。

ただ、還元率1%のクレジットカードのポイントだけで300,000ANASKYコイン全てを貯めようとすれば、それだけで3,000万円の決済が必要になります。

ANAマイルの有効期限は3年、ANASKYコインの有効期限は1年ちょっと(交換月から12カ月目の末日まで)であることを考慮’すると、現実的にはかなり無理があることが分かります。

なので、この方法はあくまでも現金の負担を少しでも減らすためのサブ的な位置づけで使うのが現実的な落としどころだと思います。

ただし、ひとつだけANAマイル⇒ANASKYコインの交換レートを改善する方法があります。それがANAVISAワイドゴールドを保有して50,000マイル毎にANASKYコインに交換するという方法です。

これは実際に私も使っている方法のひとつなのですが、ANAが発行するゴールドカードを持っていて、かつ50,000マイル以上を一気に交換すれば、以下の図のようにANAマイル⇒ANASKYコインへの交換レートが1.6倍にアップするのです。

50,000マイル × 1.6 = 80,000ANASKYコイン

なので、ANAVISAワイドゴールドを持っていれば、300,000ANASKYコインのために必要なマイルは187,500マイルでいいことになります。これで負担がおよそ3/2程度になりましたね。

それでも187,500マイル全てを1%還元のクレジットカードのポイントだけで貯めるには1,875万円の決済が必要なのでまだまだハードルは高いままです。ただ、あくまでも持ち出す費用の負担を少しでも減らすサブ的な位置づけなのであれば、十分に一考する価値のある方法ではないでしょうか?

現金は”厳禁”!?

私は100円以上は必ずクレジットカード決済にしています。コンビニで珈琲を買うときも、JRで切符を買うときも、税金を払うときも、可能な限りクレジットカード決済にすることを習慣にしています。

今の時代、ポイント=お金そのもの、なので、ポイントが貰えない現金払いや口座振替は決してしないようにしています。それだけで、いつの間にかかなりのポイントが貯まっていたりもするのですから。

ルート2.ポイントサイト(ハピタス)⇒現金

<特徴>
難易度 :低
おトク度:中
待ち時間:短期(数日〜1ヶ月程度)

企業の広告を仲介するポイントサイトのひとつにハピタスがあります。

私はこのハピタスを経由して、楽天やYahoo!ショッピング、ヤフオク、ビックカメラやイオンネットなどで日用品を購入することでプラスαのポイントを得ています。

というのも、ネットショッピングの際には直接お店から買うのではなくて、ハピタスを間に通すことで、通常のネットショッピングのポイントとネットショッピングの決済で使うクレジットカードのポイントに加え、さらにハピタスからもポイントが貰えるからです。

最も有名な楽天市場を例にあげると、ハピタスを通すことで、通常の楽天スーパーポイントのほかに、決済に使ったクレジットカードのポイント(通常1%程度)、さらにハピタスポイント(1%)とポイントの3重取りがいともカンタンに実現してしまいます。

買うお店と商品が決まってしまえば、使う金額は確定なのですから、だったら、ポイントサイトを経由してできるだけたくさんポイントを貰ったほうがおトクですよね?だから私はネットショッピングをする時は必ずハピタスを通すようにしているんです。

しかも、楽天スーパーポイントも、クレジットカードのポイントもハピタスのポイントのいずれもANAマイルに交換できるほか、ハピタスのポイントは300ポイント=300円の交換レートでわずか3営業日で現金化することが可能です。

つまり、このハピタスを上手く活用してポイントを貯めて現金化していくことで『SFC修行』の費用の一部を捻出することは十分可能なのです。

さらに、ハピタスでは、ショッピングのようにお金を使わなくても、年会費無料のクレジットカードを発行するだけでも5,000〜10,000ポイント(5,000〜10,000円)ほどが貰えるチャンスが頻繁にあります。

私も以前にやっていた証券会社のFX口座を開設して所定の取引をすれば、10,000〜20,000ポイント(10,000〜20,000円)の大量ポイントを獲得するチャンスもゴロゴロしています。

実際に先日、DMM.com証券のFX口座を開設して所定の取引を数回しただけで、18,000ポイント(18,000円)が手に入る予定だったりもしますしね。

こんな風にショッピング以外のクレジットカードやFX口座開設案件も取り入れて行くことで、毎月10,000ポイント以上をコンスタントに手に入れることはそれほど難しいことではないのです。

ポイントサイトを活用するのに特別なスキルなどは一切必要ありません。ただ知っているか知らないか、そして知っていてもやるかやらないか、だけの違いでしかありません。

でも、実際にポイントを活用できているのは、こうした世界を知っていて、かつ、やっている人だけなのです。

ポイントが現金化できる今の時代は、ポイント=お金そのもの、だと言えます。

つまり、ポイントサイト(ハピタス)を知らない、使っていないというのは、ポイントを捨てているのと同じで、それはお金を捨てていることと同じなのです。

もし、まだ使ったことがないのであれば、まずは登録して一度使ってみることをオススメします。

『無知はコスト(知らないことほど損な事はない)』なのですから。

 

 

ルート3.ポイントサイト(ハピタス)⇒ソラチカルート⇒ANASKYコイン

※2018年3月31日を持って、ポイントサイト⇒ソラチカカードのいわゆるソラチカルートは廃止が決定しました。公式発表はこちら。

<特徴>
難易度 :中
おトク度:中〜高
待ち時間:中期(2ヶ月〜4ヶ月程度)

マイルの上級者なら誰もが知っていて使いこなしているのが、俗に『ソラチカルート』と呼ばれる、下の図のポイント交換ルートです。

パッと見ると、なんだか複雑で面倒に思えますよね?私も最初はそう感じました。「うわー、なんだコレ?面倒くさそう・・・」って。

でも、このソラチカルートのことをよく知れば知るほど、面倒だなんて言っている場合ではなくて、非常によく出来た現代のわらしべ長者的錬金術であることが分かるのです。この仕組みを最初に見つけた人を私は尊敬します!

というのも、マイルでゲットできる無料の特典航空券に必要なマイル数から計算すると、下の図のように

1ANAマイル=少なくとも2円以上の価値

であることが分かるからです。

つまり、ソラチカルートを通すことで、最初の10,000ハピタスポイント(=10,000円)が9,000マイルになっていて、額面だけを見ると減っているように見えるのですが、実は9,000マイル=18,000円以上の価値なので、額面とは裏腹に実は価値は増えているのです!

もちろん『SFC修行』をするためには、ANAマイルのままではなくて、最終的にはANASKYコインに交換する必要があります。

その際にANAのゴールドカード(私はANAVISAワイドゴールド保有)を持っていれば、50,000ANAマイルをまとめてANASKYコインに交換することで、交換レートを160%にUPさせることが可能となり、結果、10,000ハピタスポイントを14,400ANASKYコインへと価値を増やすことができるのです。

ルート2ではハピタスポイントをそのまま10,000ポイントを10,000円へと現金化していました。

もちろんこの方法も悪くはないのですが、もうひと手間掛けて工夫すればで、10,000ハピタスポイントを14,400円(ANASKYコイン)へと44%も増やすことができるのです。

と、ここまで説明してきてなんですが、これをいきなり全部を覚えようとする必要は一切ありません。

こうした細かい情報は覚えようとすると挫折しやすく「習うより慣れる」ことを優先したほうが身につきやすいからです。

なので、このソラチカルートを試してみよう!と思うのであれば、まずはハピタスに登録してポイントを貯めることが最優先です。それをしないと何も始まりませんからね。

それに、実際にやってみると分かるのですがソラチカルートでポイントを交換しながら、最後のANASKYコインにするには最短でも2ヶ月ほどかかります。

だから、試してみよう!と思うのであれば今すぐに行動を起こしたほうがいいのです。

今すぐにやるべきことは、以下の3つです。

(1)ハピタスに登録する

(2)ドットマネーに登録する

(3)ソラチカカードの発行申請手続きをする

ぜひ、今日から挑戦してみてくださいね。

SFC修行は日常に彩りを添える大人の愉しみ

『SFC修行』をサポートしてくれるハピタスは家計を預かっている主婦の方にこそオススメです。おトクに貯めたハピタスポイントは300円から現金化してもいいし、ANASKYコインに替えて『SFC修行』費用にしてもいいという選択の幅があるからです。

また、晴れて『SFC修行』を終えて『解脱』した後は、それまでに培ったソラチカルート経由のANAマイル交換スキルを活かして特典航空券することで、毎年、ビジネスクラスで夫婦2人でハワイに行ったり、ファーストクラスでニューヨークに行たりすることも夢ではないのです。

特典航空券なのでもちろん無料ですしね。しかもハピタスを上手く使えば、持ち出しは基本的にありませんし。

『SFC修行』そのものはANAのプラチナステータスを獲得してSFCを入手する活動です。

でも、ただ、それだけに留めておくには勿体ないくらい、人生を豊かにしてくれる要素で満ちあふれているように私は感じるのです。

最初は「ステータスが欲しいなあ・・・」とか「ANAラウンジに入れたら楽しいだろうなあ・・・」とか「家計を助けるために少しでもおトクにポイントをゲットできないかなあ・・・」というところからスタートしていいと思います。私も最初はそうでしたから。

でも、実際に『SFC修行』を目指して、ポイントやマイルに詳しくなっていくうちに、今まで見えなかった選択肢が見えるようになり、その選択肢を選ぶことで、確実に自分の世界と人生の可能性がどんどん広がっていくのを実感することができるのです。

一見すると複雑でマニアックな世界に見える『SFC修行』も、こうして見ると、何気ない日常に彩りを添えてくれる大人の愉しみであることが分かるのです。

あなたにとってこの記事が豊かな人生を掴むきっかけになれば嬉しく思います。

穏やかなカスピ海を眺めつつ。

ABOUT ME
ともたけ@お金のしくみ研究家
お金を研究し続けて25年。世界で唯一の東大卒お金モテコーチ。株とFXで2度に渡り約1,000万円失った後、自分のあり方がお金に影響するお金のしくみに開眼。貯金ゼロで独立後、年商1,000万円超を継続。競馬で61万円1点勝負的中経験あり。2020年に仲間と台風被災地へ211万円寄付。
99%の人が気づいていない「好き」が自然と収入に繋がる 『お金モテの法則』