「お金は天下の回り物」——よく耳にする言葉です。ですが、こう思ったことはないでしょうか?「回り物と言うわりに、自分のところにはちっとも回ってこないのだけれど」と。

昔の私も、まさにそう感じていた一人でした。それならこちらから取りに行くしかないと前のめりになった結果、株とFXで1000万円超のお金を手元から溶かしてしまったのです。追いかけるほど、なぜかお金は遠のいていく。今回はその正体を、『冷たいお金』と『温かいお金』というお金の2つの側面から、紐解いていきたいと思います。

「お金は天下の回り物」とは?意味を一文で(読み方・使い方)

「お金は天下の回り物」は、「おかねはてんかのまわりもの」と読みます。意味を一文にするなら、お金は一箇所にとどまらず、人から人へと世の中を循環していくもの、ということ。

この言葉には、二つの向きがあります。ひとつは励ましとしての使い方。いまお金がなくても、いつかは自分のところにも巡ってくるのだから、腐らずにいきましょう、という向きです。もうひとつは戒めとしての使い方。いま手元にあっても、それは巡ってきた途中の状態にすぎないのだから、油断しないように、という向きになります。

どちらの向きで受け取るにせよ、この言葉は「循環」を前提にしています。だとすれば、何より知りたいのは、なぜ自分のところには巡ってこないのか、という一点ではないでしょうか?ここから先は、その問いへの答えをお伝えしていきます。

回り物なのに巡ってこない──追う姿勢が、通り道をふさいでいる

先に結論からお伝えします。お金が自分のところに回ってこないのは、運や巡り合わせの問題ではありません。お金を追う目つきになった人から、まず人のほうが先に離れていく。これが理由です。

お金は、天から降ってくるのではなくて、人を通じて巡ってきます。ですから人が離れていけば、その分だけお金の通り道が細くなり、結果としてお金も遠のいていくことになります。回り物であることはその通りなのですが、その通り道は自分の目つき次第で広がりもすれば、ふさがりもするのです。

ですから、循環させるためにやることは、欲しい気持ちを我慢することではありません。追う先を変えることです。お金そのものではなく、目の前の仕事と、その先にいる人からの『信頼』へ。この順番に変えると、お金のほうが後から自然とついてきます。

以下、なぜ追うほどお金の循環が止まってしまうのかという仕組みと、何に力を注げばいいのかを、順にお伝えします。

冷たいお金とのつきあい方──巡りが止まる側で、何が起きているのか?

お金を追いかけているとき、自分の目つきはどんな風になっているでしょうか?

正直に振り返ってみると、それは”損得の目つき”になっているのです。この人と会えば損か得か、この時間はいくらの金額になるのか、この選択でリターンはどれだけ取れるのか——数字としての冷たいお金だけを見つめる、鋭く冷えた目です。

これこそが、お金の循環が止まってしまう最初のステージです。損得の目つきをした打算的な人のそばには、人はあまり長くとどまってはくれません。誰かに会っても「この人からいくら引き出せそうか」という前提で接していると、相手はそれを非言語で察してしまい、自然と離れていくことでしょう。

多くの場合、自分を”手段”として扱ってくる相手には、人は身構えるのが自然です。そうして人が離れていくようになれば、お金がやってくる機会も少しずつ減っていきます。ご縁もチャンスも、そしてお金も、すべては人を通じてやってくるものですから。

振り返れば、あの大損をした時期の私も、ちょうど同じ状態になっていました。数字ばかりを追いかけているうちに、いつのまにか”数字”でしか人を見ることができなくなっていたのです。そんな冷たいお金だけを見つめていると、金の切れ目が縁の切れ目といった”冷たい人間関係”だけが積み上がっていく。回り物と言われるお金が自分のところにやってこなくなるのは、こういうときなのです。

温かいお金とのつきあい方──お金が速く巡る人の目つきの特徴

お金は人を通じて循環します。ですから、巡りが速い人というのは、人との関わり方そのものが違います。自然とお金が循環している方々の目つきは、まったく違う雰囲気を醸し出しているのです。

みなさんに共通しているのは、いかに「目の前の人に喜んでもらえるか」を先に見ていること。数字の損得計算よりも前に、「この人たちに、いまの自分にできることは何だろう?」という眼差しなのです。

誤解のないように付け加えておくと、お金のことを頭から完全に消し去っているというわけではありません。そうではなくて、お金は人に喜ばれ、感謝されたなら「あとから自然と結果としてついてくるものだ」と知っているからこそ、目の前の人との関係を大切に育てることに集中している。ただそれだけなのです。

私の周りにも、そうした方々がたくさんいらっしゃいます。自分の大好きなお仕事を続けながら、自然と人が集まってきていて、喜ばれ、感謝され、その結果として温かいお金が循環する流れのなかに身を置いています。数字としてのお金を追いかけているのではなく、人を通じてお金がやってくる状態を、自身のあり方で自然とつくり出しているのです。

これこそが、『お金モテ®』な状態です。あり方を調えたその先で、まわりに人が集まり、その人たちを通してお金が自然と巡ってくる。そうした循環のなかにいることではじめて、自分の好きなことを仕事にして生きていくことが可能になるのです。

お金の正体を『温度』で再定義する──数字の冷たいお金/信頼残高の温かいお金

では、お金そのものを『温度』という切り口から眺め直してみると、どんな景色が見えてくるでしょうか?お金には性質の違うふたつの側面があり、私はこれを『冷たいお金』と『温かいお金』と呼んで区別しています。

冷たいお金は、社会的な『信用』というルートを通ってやってくるお金です。家賃や食費、口座に積んだ貯金、資産の評価額——金額として数えることができ、目に見えるお金のことです。生活を守るための『土台』であり、これがあるからこそ、次の一歩に安心して挑戦していくことができます。

温かいお金は、人からの「信頼」がかたちを変えて届く『信頼残高』のことです。数字では管理できない非言語の領域にあるお金で、これを多く持っている方ほど、人間関係にめぐまれ、喜ばれ感謝されながら自分の好きな仕事に取り組んでいるという傾向が見られます。

押さえておきたいのは、冷たい/温かいは対立するものではなく、同じお金の”表と裏”であるという点です。冷たいお金だけあっても心はどこか満たされないし、温かいお金だけでは暮らしが立ち行かなくなってしまう。このバランスが大事なのです。

言い換えると、お金の正体は「2つの側面が一体化したもの」。数字で見える『冷たいお金(信用)』と、目に見えない『温かいお金(信頼)』——この切り離せない両面が一体となって、はじめて”お金”という姿をとっているのです。そう捉えると、片側の数字だけを追いかけるという行為が、いかにお金の本質からズレているかが見えてくることでしょう。

お金は天下の回り物と言われるのに自分に回ってこないのは、数字の『冷たいお金』だけを見つめる損得の目つきが人を遠ざけるからで、人からの信頼が形を変えた『温かいお金』を優先することで巡りが生まれる。

お金を追いかけてしまう根本原因──「受け取る価値がない」という無意識の設定

根本原因のお話に入る前に、「なぜか、自分のところには回ってこない」と感じる方に共通する特徴を、3つだけ挙げておきますね。性格の問題ではなく、その多くが同じ”追いかけグセ”から生まれる習慣です。

  • 数字が減ることに、理由もなく強い不安を感じる……残高という『冷たいお金』だけを見て、増減に一喜一憂してしまう。
  • 「もっと」が口ぐせで、どんなに手に入れても満たされない……ゴールがいつも少し先にあって、追いかけても追いつけない感覚が強い。
  • 人のために使わず、貯めて増やすことを優先する……人との『信頼関係』を温めるためにお金を使う習慣がほとんどない。

どれも根底にあるものは同じで、「追いかけないと手に入らない」という思い込み=”追いかけグセ”です。では、なぜ人はそこまでしてお金を追いかけてしまうのでしょうか?

おおもとにあるのは、たいてい「自分にはお金を受け取る価値がない」という無意識の設定なのです。これが本当に厄介で、本人はまったく気づいていないという方が少なくありません。

「自分には価値がない」——とくに稼げないと自分の価値がないように感じるという形で、潜在意識の深い部分で思い込んでいると、黙って待っていても自分にはお金はやってこない、と感じてしまう。だから、追いかけて、獲りに行って、無理やりにでも手にしなければならない——そんな不安や焦燥感がすべての行動のベースになってしまうのです。

以前、あるコミュニティでこんな場面を目にしたことがあります。ご相談された男性は「お金が減っていくのが不安」と話されていたのですが、じっくり話を伺っていくと、そのおおもとには「自分の好きなことをすると、大切な人が離れていく」という子ども時代からの設定が横たわっていました。要は、お金そのものが問題なのではなくて、「自分の望む方に進むと、大切な何かを失ってしまう」という無意識の設定が不安の正体だったのです。こうした設定も、突き詰めれば「自分にはお金を受け取る価値がない」という思い込みと同じ源から生まれた、ひとつのかたちだと言えます。望む豊かさを受け取ることを、自分に許すことができていないという点で共通しているからです。

このときに大切なのは、正論で自分を追い立てることではありません。まずは「ああ、自分はいままで”受け取ってはいけない”って思ってきたんだね」と、その設定を握りしめてきた自分に気づいてあげることです。責めるのではなく、気づいてあげる——この自己理解が深まるにつれて、お金との関係性は少しずつでも着実に改善していくのです。

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お金の4つの窓で見分ける──『体温が上がる使い方』へ切り替える

自分の『あり方』が今どうなっているのかを見極める具体的な『モノサシ』として、『お金の4つの窓』という考え方があります。これは『消費⇔投資』を左右に、『エネルギー(価値)の高低』を上下に置いて、日々の支出を4つのマスへ整理していく見取り図です。

  • A=自己投資(投資×高)——自分の未来の可能性とあり方を育てるために使う投資
  • B=自己満足(消費×高)——自分の体温が上がる、心地よい消費
  • C=事故投資(投資×低)——自己投資のつもりで払ったのに、何の結果にもつながらず、支払ったお金だけが溶けてしまった出費
  • D=必要経費(消費×低)——生活を支えるために消極的に払う出費

お金を追いかけている方ほど、支出はD必要経費に偏りがちで、ときに一発逆転をねらってC事故投資へと流れていきます。株やFXの大損に代表される事故投資(C)は、まさに”追ったお金”の典型例。「早く増やしたい」「取り戻したい」と焦って選んだ結果、次々とお金が溶けて消えてしまうのです。昔の私も、この道を延々と歩いてきました。

ここで押さえておきたいのは、4つの窓を分ける軸は「自分の体温(エネルギー)が上がるのかどうか」という主観であって、さきほどのお金の温度(信頼/信用)とはまた別のモノサシだということ。お金にモテるみなさんの使い方に共通しているのは、この体温が上がる側の使い方が比較的多い点なのです。とはいえ、いきなりA自己投資に踏み出すのは怖い、という方も少なくないでしょう。

そこでオススメなのが、まずD必要経費のほうを点検してみることです。「払わざるを得ない」と思い込んでいる出費のなかに、惰性で続いている固定費が残っていることがあります。そこで浮いたぶんを、少しだけB自己満足へ回していきましょう。判断のコツはとてもカンタンで、支払う前に自分の胸のあたりへ、こんなふうに一言問いかけてみるだけでOK。『このお金の使い方は、自分の体温(エネルギー)が上がるものかな?』と。そして、Yesと感じる方向へと、金額は小さくて全然かまいませんので繰り返しお金を使ってみましょう。小さな一歩を積み重ねていくことで、お金への恐れや不安が、少しずつ解消していきますので。

お金の4つの窓(自己投資・自己満足・事故投資・必要経費)で支出を整理し、体温が上がる使い方へ切り替えることでお金の巡りが変わる。

では、何に回せばいいのか|3つの通り道

「追いかけない」と決めても、力の向け先が分からないままだと、ただ手放しただけで終わってしまいます。自分の力を回していく通り道は、3つあります。

■ 目の前の仕事の質……「これでいくら貰えるのか」ではなく、「相手がどれだけ喜んでくれそうか」で仕上がりを決める。報酬は、喜んでくださった対価として後からやってくるのです。

■ 人からの『信頼』……お金は口座からではなく、人を通じてやってきます。ですから、返事を早くする、期日を守る、困っている人に手を貸す。地味に見えるこうした積み重ねが、そのままお金の通り道を広げてくれるのです。

■ 自分の体温が上がる使い方……受け取る側だけでなく、出す側も調えると効果的です。使ったあとに心地よさの残るお金の使い方を選ぶほど、「減ると怖い」という感覚が小さくなり、追いかけずにいられるようになります。

今日から試せることも、3つだけ挙げておきますね。

  • 値段や見積もりを伝えるときに、「いくらいただけるか」よりも先に「相手が何に困っていて、自分には何ができるのか」を口に出してみる
  • 「お金がないから」を、「お金の使いどころを選んでいるから」に言い換えてみる
  • 月に一度でいいので、誰かに喜んでほしくて使うお金を、見返りを考えずに1回だけ使ってみる

どれも小さなことですが、追いかけすぎるクセを手放す際に効果的な、最初の一歩になりますのでオススメです。

お金は使うほど巡ってくる──温かいお金優先に切り替えた人に起きること

ここでいう「使う」は、「回す」と言い換えたほうが正確です。ですから念のため先に否定しておくと、これは無闇に浪費しなさい、散財しなさいという意味では決してありません。

そうではなくて、損得優先の姿勢や、受け取ってはいけないという思い込みの設定に気づいて手放し、人に喜ばれる使い方へお金を流していく。その積み重ねが『信頼残高』となって、人を通じてまたご自身のもとへ巡ってくる。そういう意味になります。天下を回っているお金を、自分のところで止めずに、次へ送り出すイメージです。

この温かいお金を優先する方向へと切り替えたみなさんに、私の見てきた範囲で、共通して起きることがあります。まず、目の前の人との関係が濃くなっていきます。次に、選ばれるお仕事の依頼が自然と増えていきます。そうしてふと気づくと、以前は追いかけていたはずのお金が、人を通じて自然と巡ってくるようになるのです。

そこで大切な軸になるのが、お金モテの4ステップ——『満たす→調える→与える→受け取る』の流れです。はじめに自分で自分をたっぷりと満たしてあげて、心と暮らしのリズムを調えること。そうして内側にあふれてきたエネルギーを目の前の方々へ気前よくおすそ分けしていく。すると与えたことへの喜びや感謝が、お金というかたちで自分のもとへ返ってくる。そして、受け取ったらまた『満たす』へと戻っていく——この循環に乗った状態こそが、お金モテな状態なのです。

お金の悩みを抱えているときは、たいていこの4ステップのどこかが詰まっているだけ。とくに受け取り下手な方ほど、お金が循環する流れを自ら止めてしまっているケースが少なくありませんのでご注意ください。

お金モテの4ステップ(満たす→調える→与える→受け取る)の循環に乗ると、お金が人を通じて自然と巡ってくる。

回ってこないのはなぜ?金持ちに偏る説への答え(支出=誰かの収入)

「お金は天下の回り物と言っても、実際にはお金持ちのところをぐるぐる回っているだけじゃないの」。そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。この見方に、まずは事実の側から答えてみたいと思います。

思い出していただきたいのは、誰かの支出は、必ず誰かの収入になっているという点です。あなたが今朝コンビニで支払った代金は、レジに立つ方のお給料になり、パンを焼いた工場の売上になり、小麦を運んだ運送会社の運賃になっていきます。家計の中だけを見ていると、お金は「出ていったきり」に見えます。けれども視点を一段引いて世の中全体を眺めると、一杯のコーヒー代が、誰かの今月の生活費として動いていることが見えてくるのです。お金が減ったのではなく、誰かの元へと移っていった。これが「回り物」の正体です。

では、そのお金の循環の経路は何によって決まっているのでしょうか?ここが本題です。お金は、たまたま近くにいる人のところへ流れるのではありません。「この人に頼みたい」「この人から買いたい」と思われた先へと優先的に流れていきます。つまり経路を決めているのは、その人が積み上げてきた『信頼』と、差し出すことができている提供価値なのです。

だとすれば、お金持ちのところに偏って見えるのも、生まれつきの運や不公平さだけの話ではないことになります。信頼が集まっている場所(人)に、通り道が太く伸びている、という面が大きいのです。そして、その通り道は、今日からでも自分の力で広げていくことができます。ここまでお伝えしてきた『冷たいお金』と『温かいお金』の話は、まさにそのお金が循環する流れの太さをどう変えていくのか、というお話なのです。

よくある疑問──お金の座右の銘は?哲学的にお金とは?貯めるのは悪なの?

お金にまつわる座右の銘として、この言葉をどう受け取ればいいのでしょうか?

「お金は天下の回り物」を座右の銘にされる方は多いのですが、受け取り方には注意が必要かもしれません。「待っていればいつか回ってくる」という受け身の意味で受け取ってしまうと、通り道を広げる行動が止まってしまうからです。

私がオススメしたい受け取り方は、「自分のところで止めない」という宣言として持つこと。回ってきたお金を、次の誰かへと気持ちよく送り出す。誰かに喜んでもらえる使い方をする。そうした能動的な姿勢でお金を使うと、この言葉は本当に力を発揮してくれます。座右の銘は、慰めではなく、あり方を思い出させてくれる目安として置いておきたいものです。

哲学的に見ると、お金とはいったい何なのでしょうか?

むずかしく考えなくても大丈夫です。この記事の答えはシンプルで、お金とは『信用』と『信頼』が一体になったもの、というのが私の見方です。

数字で数えることができる『冷たいお金(信用)』は、社会という仕組みが保証してくれている部分。目に見えない『温かいお金(信頼)』は、人と人のあいだに積み上がってきた部分です。この両方があってはじめて、お金はお金として機能します。ですから、お金とは何かという問いは、突き詰めていくと「自分は人とどう関わってきたのか」という問いに変わっていきます。お金が、いまの自分のあり方を映す鏡だとお伝えしているのは、そういう理由からなのです。

回り物なら、貯めるのは悪いことになりませんか?

いいえ、そんなことはまったくありません。冷たいお金は生活を守る『土台』ですから、必要な範囲でしっかり確保しておくのは大切なことです。まずは何にいくら使っているのかを見える化して、数ヶ月分の生活費を『生活防衛資金』として分けておく。この土台は、あり方の話とは別に必要なものだと言えます。

問題になるのは、貯めること自体ではなく、”貯めること以外に選択肢がない状態”にいることのほうです。不安に押されて口座の数字だけを見つめ続けていると、人との『信頼関係』を温めるためにお金を使う習慣が育ちません。土台としての冷たいお金は必要なだけ確保しながらも、同時に温かいお金=『信頼残高』を積み上げることができているのかどうか。このバランス感覚が大切なのです。

結局それは、引き寄せやスピリチュアルと同じ話なのでしょうか?

これも大事な問いです。お金モテ®の考え方は、”願ったら勝手にやってくる”というものではありません。(そもそも“お金の引き寄せ”がうまくいかない理由は、こちらで詳しくお伝えしています。)あくまで、自分の『あり方』を調えた結果、継続行動できる自分になっていって、喜ばれ感謝された結果として、人を通じてお金がやってくるという、人間関係を軸にした極めて現実的なお話です。目の前の人との関係を丁寧に育てることができているのかどうか、喜ばれる仕事を積み上げることができているのか。この現実的な道を一歩一歩踏みしめていくことで、結果として自然とお金が循環する流れに乗ることができるのです。

通り道を決めているのは、あなた自身──どちらの側からお金を見ていますか?

ここまで長くおつきあいくださいまして、ありがとうございました。最後に、ひとつだけ。

今日一日、お金のことを考えるとき、あなたはどちらの側からお金を眺めていたでしょうか?「今日はいくら入ったかな、いくら減ったかな」という数字だけを追いかけていたなら冷たい側。一方、「今日、誰にどんな喜びを届けられたかな」という『信頼残高』を眺めていたのなら温かい側です。

お金は天下を回っています。それは本当のことです。ですが、その回り物がどこを通っていくのかを決めているのは、天でも運でもなく、自分のあり方のほうなのです。ここまで読まれてみて、ご自身の日々の小さな一歩の積み重ねが、今のお金の現実をつくっているということに気づけたなら、今日買った一杯のコーヒー、今日支払った食材、今日買った友人へのプレゼント。そのひとつひとつを、「これは自分の体温が上がる使い方だったかな?」という目線でご自身に問いかけてみることをオススメします。

お金は、必死に追いかけて稼ごうとするもの、というよりも、いまの自分のあり方がそのまま映り込んだ鏡のようなものだと言えます。必死の形相で数字を獲りにいく生き方から、鏡に映る自分の体温を肌で感じる生き方へ。そのヒントを、以下の、お金モテ冒険者タイプ診断(8タイプ別)で詳しくお伝えしていますので、よかったら、ぜひ診断結果を試してみてください。日々のひとつひとつのお金の使い方のなかに、お金と豊かにつきあえるようになるための、あなただけの手がかりが隠れていますので。

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お金モテ®︎の人|お金にモテるって、面白い。|東大→JR九州→MBA→(株)with my style代表|株とFXで1000万円溶かす→お金との向き合い方を変えて再起→メルマガ売上8桁→被災地へ仲間と211万円寄付|法人10期目|オンラインサロン10年運営|競馬・ホテルステイ・読書・クレカ・マイル・BTC好き|オーストラリア馬主
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